コラム

RNCラジオ 「人で見つけよう香川の仕事」
こだわり麺や 間城友香利さん

3月27日に西日本放送ラジオ「人で見つけよう香川の仕事」の第3回放送されました。このコーナーは香川ですてきに働く「人」をゲストにお呼びして、お仕事内容やきっかけ、やりがいなどを伺っています。実際に働く人のお話を紹介することで、香川での働き方の多様性を感じていただくと同時に、「この人と一緒に働きたい」や「この人のように働きたい」と感じるきっかけになれば嬉しいです。

「人で見つけよう香川の仕事」

日時:毎月第二火曜日 13:15〜(生放送)

パーソナリティ:藤田崇寛(RNCアナウンサー)、熊谷富由美

レギュラーゲスト:人で見つける私の仕事 ヒトデ 代表 秋吉直樹

第3回のゲストは、うどん屋「こだわり麺や」を運営する株式会社ウエストフードプランニングの間城さん。こだわり麺や高松店でひときわ楽しそうに働く7年目のパートさんです。お会計の際に聞こえる間城さんの「ごゆっくりどうぞ〜」には、多くのサラリーマンが元気をもらっているに違いありません。子育てと仕事の両立や仕事を楽しむコツについて、色々と伺いました。また本部統括マネージャーの大井さんにもお越しいただき、会社の想いや新店舗についてのご案内もいただきました。

一同 大井さん、間城さん、本日はよろしくお願いいたします。

大井間城 よろしくお願いいたします。

熊谷 秋吉さん、今回はどうしてこちらのお二人にお声がけいただいたんでしょうか。

秋吉 実は私がこのラジオコーナーのお話を頂いた時、真っ先に思い浮かんだのが間城さんだったんです。こだわり麺や高松店はよく行くお店なんですが、そこで間城さんはいつもイキイキと働かれていて、ひときわお元気なんです。普段はレジを担当されていることが多いのですが、本当に一人一人丁寧に声をかけている姿が「すごいなぁ」と感じてました。ぜひラジオにご出演いただいて、仕事を楽しむコツや心構えを聞きたいと思っていたんです。今日はその念願が叶いました(笑)

藤田 そうなんですね。それで今日は秋吉さんの圧が凄いんですね(笑)。大井さんもご出演くださり、ありがとうございます。現在こだわり麺やは何店舗あるんですか?

大井 こちらこそありがとうございます。現在は県内で13店舗、マレーシアで3店鋪運営してます。

熊谷 マレーシアでもですか!凄いですね。海外でもうどん人気はあるんですね。味も現地の方の味覚に合わせて変えたりしているんですか。

大井 マレーシア1号店があるエリアは日本の方が多く住まれているエリアにあるので、お客様の半分が日本人なんです。海外でも日本食のニーズがありますね。レシピも現地に合わせて少しアレンジしています。少し辛めのトムヤムクンうどんもありますよ。

熊谷 へぇ、それは面白いですね。食べてみたい。

藤田 先ほどの秋吉さんのお話に戻りますが、最近私もすごく思うんです。飲食店って、味はもちろんなんですが、スタッフの方の接客の雰囲気で満足度が決まるなぁと。ちょうど最近そう感じることがあったので、秋吉さんが間城さんに声をかけたのも納得です。

熊谷 接客の態度で印象がガラッと変わりますよね。間城さんはやっぱり接客がお好きなんですか。

間城 そうですね。お客さんから喜んでもらうのが嬉しいんです。「美味しかった」「また来るよ」って言われるのがやりがいですね。

熊谷 普段は子育てもされているんですよね。

間城 はい。子どもが4人います。

一同 え?4人!凄いなぁ。働くママですね。

間城 一番上が18歳で高校卒業して、一番下が10歳の小学校4年生です。下の子が年少さんの時から働かせてもらっているので、もう7年目になりますね。

熊谷 凄いですね。お仕事で何か心がけていることはあるんですか?

間城 感謝の気持ちを忘れないことですね。

秋吉 ぜひ一度高松店に行ってもらいたいです。間城さんの感謝の気持ちのこもった接客をご覧いただけると思います。

熊谷 大井さん、こだわり麺やさんではこうした接客の研修をしっかりとされているんですね。

大井 はい。もちろん研修はしますが、もともとうどん屋さんですので、最初から接客が大好きという方がたくさん来てくださるんです。研修で気持ちのこもった接客を教えるのはなかなか難しいんですが、もとから接客が好きな方は率先してやってくださるので習得が速いですね。中でも間城さんは素晴らしいです。

藤田 間城さんはスタジオに入られてからずっと笑顔ですもんね。やっぱり間城さんも元々接客がお好きだったんですか。

間城 そうですね。高校生の頃から接客のアルバイトをさせて頂いてました。

熊谷 それで子育てと両立できる接客のお仕事を探していらっしゃったんですか。

間城 はい。下の子が幼稚園にいる時間だけ働かせていただける所を探していて、こだわり麺やさんを見つけたんです。幼稚園が夏休みや春休みの時は私もお休みをいただけたり、時間も融通を効かせていただけるので、とても働きやすい職場ですね。

熊谷 勤務時間も配慮されているんですね。

大井 もちろんです。うどん屋さんは主婦の方が働きやすい営業時間ですので、うちではたくさんの主婦の方にご活躍いただいてます。

藤田 間城さんは接客の魅力は何だと思いますか。

間城 やはりすぐに反応が返ってくることだと思います。自分が作ったおむすびとか天ぷらが売れていくのが一番嬉しいですね。「美味しかった」と言ってもらえたりするのが楽しくて、続けられているんだと思います。

熊谷 お母さんの気持ちですね(笑)

間城 はい、そうかもしれないです(笑)すごく嬉しいんです。

熊谷 お客さんへの声掛けとか挨拶とか、心がけていることってあるんですか。

間城 特にはなくて、お客さんが入ってくると自然に声が出てますね。

秋吉 先日、高松店の店長にもお話を伺ったのですが、間城さんはマニュアル通りの接客だけでなくて、自分で考えて声かけをしてくれているとおっしゃってました。自然とご自身で工夫しているからこそできる接客だと感じます。

藤田 間城さんはお客さんにどんな場所を提供したいと考えているんですか。

間城 そうですねぇ。元気になって帰ってもらいたいと思ってますね。うどんを食べてお昼からのお仕事を頑張ってもらいたいです。

秋吉 お店全体も活気がありますし、すごく安心感があるんですよね。そうした雰囲気が「また行きたい」という気持ちにも繋がるんだと思います。

大井 ありがとうございます。お客様に感動を持って帰っていただこうという想いでうどんをお届けしてます。

藤田 大井さん、お店からお知らせもあるんですよね。

大井 はい。こだわり麺やでは季節ごとに新メニューを作ってます。今はあさりうどんですね。メニューは時期ごとに変化させていきますので、ぜひまた楽しみにいらしてください。また4月24日には飯山エリアにカレーうどん専門店ができます。うちとしても初めての試みとなるカレーうどん専門店ですので、ぜひお越しください。

藤田 ここにチラシをいただいているんですが、「カレ玉うどん」美味しそうですね。しかも390円って安い。

熊谷 ぜひ行きたいですね。ここでお時間になりましたので、最後に皆さんから一言ずつお願いします。

間城 「美味しかったよ」とか「ごちそうさま」とか言ってもらえたり、自分の作った天ぷらが売れたりして、本当に嬉しい気持ちと達成感が味わえるで職場だと思うので、皆さんも働いてみてください。

大井 お客様に元気を届けられるうどん屋だと思いますので、ぜひ元気のない人が元気になって帰ってもらいたいです。もちろん元気な方もいらしていただいて、従業員に元気を分けていただければ、さらに僕らも元気になってお客様にきちんとお返しさせていただきたいと思います。ありとあらゆる人に来ていただきたいです(笑)

秋吉 つまり皆さんに来ていただきたいってことですね(笑)。本日は念願の間城さんにご出演いただけて本当に嬉しかったです。ありがとうございました。

一同 ありがとうございました。

次回(4/10)ゲスト 株式会社ゴーフィールド 大西由巳さん

高松市観光サイト、丸亀市、香川大学、高松赤十字病院、タダノなど、多くの自治体や企業のHPを制作している株式会社ゴーフィールド。そんなゴーフィールドでウェブ制作を務める大西さんにご出演いただきます。地元岡山を離れて今年で10年目を迎える大西さんに、香川で働いて感じた「本音」について伺います。「社内部活制度」や「子連れ出勤」など、ユニークな社内制度についてもあれこれ聞いてみます。